アモ~レ☆チョッチョモ~レ

試す人になろう。

続・ノート考

mutakoba@大仏です。

今日初めてEQA走ってるの見ました。
乗っていたのはお金ありそうなマダムでした。

なんか不恰好だなぁと思いましたが、こんな感じで少しずつ日常の中に普通の存在としてEVが溶け込んでいくんだろうなぁとか考えてしまいます。

昔、といっても小、中学生ですが、ラジコンマガジンを読んでいたころ、新製品のインプレでアンプやモーターのインプレが掲載されていたようにも思いますが、それと同じように今度は自動車媒体でも、EVのモーターや制御装置をインプレッションする記事が掲載されるんだろうか?

インプレッション記事にはスペックだけではなく、少なからず情緒的な内容もあるとは思いますがその情緒的なところ、EVでどうやって表現するのか?自動車ジャーナリスト諸氏は表現手法について対策をじわじわと考えているはずですね。


名機と言われるモーターや、機械的なモーターチューニングなんてのも出てくるのでしょうか?制御装置の複雑さもあり想像もつきませんが、時代は確実に変化しようとしています。



現状のクルマビジネスは成熟の域であり、今まではとにかく、今乗ってるクルマはまだ乗れるけど新しいクルマに乗り換えさせるために、いろいろ手をうち新型車を一定のサイクルで投入してくるというものでした。今乗ってるクルマを古いと感じさせることが何より大切でした。

また、クルマも乗り続ければ経年劣化してくるので、適度に劣化するような設計も必要でした。早く劣化し過ぎてはクレームくるし、まったく劣化させなければ商売にならないからです。

その周期が3年、5年、7年。。。と設けられた車検の期間=車検費用の出費に合わせて買い換えのサイクルを国とメーカーで作り上げて来たのが日本のクルマ市場だと思います。

この市場のサイクルがこれから確実に増えるであろうEVに合わせてどのように変革していくのか?は楽しみであります。

ワタスもこの先何台のクルマ乗れるのかなぁ、なんて考えるようになってきた年齢ですが、今は確実に新車購入待ちの時期です。

この先の10年でクルマを取り囲む環境とクルマ自身の大きな進化が待っていることは疑いようもないことなのです。だから、今年各社からリリースされた新車についてはふーんとしか思えません。

来年フルモデルチェンジするノアも、へぇとしか考えられずその先を待ちたいと思っています。


そんな中で、新しい日産ロゴをまとって登場したE13ノートですが、今考えられる、そのうち旧世代となる技術の集大成のように思います。


日産がかつてリリースしていた多種多様なラインナップから、今乗り換えるならこんなにいいクルマはないと思います。

コンパクトながら狭くないし見た目もいいし、グレードによってはヘッドライトはハロゲンだし、ホイールは鉄チンだし。もう日本生産のこういうクルマを買うこと、出来なくなりますよ。


実家でまだ乗ってるZ12キューブですがマイレージが68千キロとなり、この前乗ってみたらどうしようもない乗り心地で、エスクァイアが高級車に見えてくるほどでしたので、E13ノートを両親に最後のクルマとして乗ってもらいたいなぁという気持ちもなくはないです。

結局ノートが売れてるのは同名のクルマがラインナップ整理でどんどんなくなり、選択肢がノート一択しかない、悲しい日産の姿を象徴しているのでしょう。

これからのEVにおいて、ホンダに負けずに、EVのパイオニアとして、兄弟車をやたら増やすのではなく日産には軽自動車の実用EVだけではなくワクワクするクルマ作ってもらいたいですね!


ち~ん。